VAIO PCG-C1 の XFree86 XServer の設定をする

XF86Config (XFree 3.3.6 & 4.2.0 & 4.3.0)

ありがたいことに XFree86 にて NeoMagic がサポートされている。 これは NetBSD 1.6、XFree86 3.3.6 と 4.2.0 での VAIO PCG-C1 の設定。 NetBSD 1.6.2 では XFree86-4.3.0 になっている。4.2.0 のものは そのままでは使えない。

3 ボタン設定

Option	"Emulate3Buttons" "true"
と書けばよい。

TrueType フォントの設定

XFree86 4.2.0 では TrueType フォントがサポートされているのが、 二つの方式が排他的に使用できる。色々版権のこともあるようですが、 おなじみの MSMINCHO.TTC と MSGOTHIC.TTC の XFree86 での 使用法です。

freetype

  1. /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config の Section "Module" の部分を 
    # This loads the Type1 and FreeType font modules
    Load        "type1"
    Load        "freetype"
#    Load        "xtt"
    のように freetype を有効にして、xtt を無効にする。
  2. 同様に、XF86Config の Section "Files" の部分に、 
        FontPath   "/usr/local/lib/X11/fonts/FreeType/"
    と追加する。パス名はなんでもよいが、以下の設定でも使われるので注意。
  3. /usr/X11R6/lib/X11/XftConfig の始めの方に、 
    dir "/usr/local/lib/X11/fonts/FreeType"
    と追加。2) で設定したパス名と同じ。
  4. ディレクトリ "/usr/local/lib/X11/fonts/FreeType" を作成し、 そこに msmincho.ttc と msgothic.ttc をコピー、もしくはリンク。 オリジナルはどこ？と野暮なことは聞かない。
  5. xftcache コマンドを実行すると、"/usr/local/lib/X11/fonts/FreeType" に、XftCache というファイルができる。
  6. "/usr/local/lib/X11/fonts/FreeType" に、fonts.scale をコピー。 http://hehe.s9.xrea.com/root/files/freetype-fonts.scale
  7. 同じディレクトリの fonts.dir を fonts.scale のシンボリックリンクにする。 ln -s fonts.scale fonts.dir
  8. X サーバの再起動。

xtt

  1. /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config の Section "Module" の部分を 
    # This loads the Type1 and FreeType font modules
    Load        "type1"
#    Load        "freetype"
    Load        "xtt"
    のように xtt を有効にして、free を無効にする。
  2. 同様に、XF86Config の Section "Files" の部分に、 
        FontPath   "/usr/local/lib/X11/fonts/XTT/"
    と追加する。パス名はなんでもよいが、以下の設定でも使われるので注意。
  3. ディレクトリ "/usr/local/lib/X11/fonts/XTT" を作成し、 そこに msmincho.ttc と msgothic.ttc をコピー、もしくはリンク。
  4. "/usr/local/lib/X11/fonts/XTT" に、fonts.dir をコピー。 http://hehe.s9.xrea.com/root/files/xtt-fonts.dir
  5. X サーバの再起動。

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