NetBSD を VAIO PCG-C1 にインストールする

領域確保

まずは、Windows 98 の中から使わないアプリケーションを どんどん削除。500M は空くはず。

起動ディスク

1.44M の FD をシステム付きでフォーマット。そして、

をコピー。fips.exe と pfdisk.exe は FreeBSD や NetBSD などと ともに配布されていて network で download。 phdisk.exe は VAIO の Recovery CD の \etc\phdisk にあり。 もしくは、http://www.zdsftp.com/support/itemnr/REFFIUP01470300.html からも ダウンロード可能。

Windows 領域縮小

用意した FD で起動。

> fips
で Windows の領域を縮小。適当に答えていくうちにどれくらいの 領域まで縮小するのか聞いてくる。デフォルトの値はきちきちに縮めた時の値のよう。

パーティション分割

reboot 後、

> pfdisk 0
でディスクをパーティション分割。私の場合、
#  ID  First(cyl) Last(cyl)
1  12      0       355
2 169    356       760
3   0      0         0
4 160    761       786
という具合。partition 4 がハイバネーション用の パーティションで、上記の値でメモリが 96M の場合。

ハイバネーション確保

partition 4 の領域ををハイバネーション用に(多分)BIOS に登録。

> phdisk /ram96 /create /partition
/ram はメモリの大きさ。エラーが出た時は、
> phdisk /delete
として、reboot するとうまく行ったりした。

NetBSD-1.6 のインストール

インストール用ブートフロッピーの準備

  1. FTP サイトや CD-ROM から NetBSD-1.6/i386/installation/floppy の下の
    • boot1.fs ( bootlap1.fs / boot-com1.fs )
    • boot2.fs ( bootlap2.fs / boot-com2.fs )

FTPインストール

  1. インストール方法から ftp を選択。
  2. Wireless LAN など layer 2 の設定が必要な場合には、 Ctrl-Z で一旦 shell に入る。そして wiconfig などで layer 2 の設定をする。必要ならば、/etc/resolv.conf なども 書く。

DOS 領域インストール

  1. FTP CD-ROM とか ftp で NetBSD-1.6/i386/binary/sets を c:\ にでもコピー。

    NetBSD のパーティション分割などをした後、バイナリをどっから とってくるのか聞かれるので、ここで ctrl-z で一旦インストール プログラムを中断し、shell に戻り、

    # disklabel wd0
    
  2. インストールプログラムの指示に従って
# disklabel -i wd0
partition> f
Filesystem Type [unused]: MSDOS
Start offset [0c, 0s, 0M]: 63s
Partition size [0c, 0s, 0M]: 2870721s
partition> W
Label disk [n]: y
partition> Q
#
次に Windows 領域を mount。
# mkdir /msdos
# mount -t msdos /dev/wd0f /msdos
として、fg でインストールプログラムに戻って、local dir から バイナリをとってくるようなメニューを選ぶ。このとき ディレクトリは /msdos/sets になるはず。あとは ディスクに展開して無事インストール完了。

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