NetBSD にシリアルポートから login するには...

普段ディスプレイやキーボードのついていない NetBSD Box に login するのに、シリアルポート（RS232-C とか com0 とか呼ばれたり もする）を使う方法です。

ここでは、login する側(端末)と login される側(ホスト側)の 説明をします。

• RS232-C クロスケーブル
• NetBSD 端末２台

1. /etc/ttys を編集する。tty00 の行を

   tty00  "/usr/libexec/getty std.9600"  vt100 on secure local
   

   に変更する。vt100 はお好みだけれど、vt100 は無難。

   ただし、ブートプログラムに biosboot_com0.sym を使用している 場合は、console の行を編集する。

   console  "/usr/libexec/getty std.9600"  vt100 on secure local
   

2. 次のコマンドを実行。

   # ttyflags tty00
   # kill -s HUP 1
   

   もちろん biosboot_com0.sym の場合は tty00 が console になる。

1. root になって次のコマンド実行。

   # cu -l /dev/dty00 -s 9600
   

   com0 の時は /dev/dty00、com1 の時は /dev/dty01 という風に 変更。通信速度の 9600 はホスト側の設定に合わせる。 57600 とかにもできるけど、データが落ちたりすることもある。