NetBSD の見慣れない便利な mount_xxx コマンド

mount_union

例えば、CD-ROM に kernel source 一式が展開されていて、これをコンパイル したいけど、もちろん書き込み不可なので、これを全部ハードディスクに コピーしてコンパイルしよう...ってなんかリソースの無駄使いな気がする 人は mount_union を使うべし。

例えば /cdrom に src イメージが read-only で mount されていて (/cdrom/src/sys)、 /hd でコンパイル作業をしたいとすると、

# mkdir /hd/sys
# mount_union -b /cdrom/src/sys /hd/sys

とかやると、/hd/sys の下に kernel source の tree ができる。で、 変更部分のみが、実際のハードディスクに書き込まれて、読み込んだ だけのファイルはハードディスクにはまったく書き込まれていない。ので、 ディスクの節約にはもってこい。

# umount /hd/sys

とかやった後に、/hd/sys の下を除くと自分の変更、追加したファイルだけ が残るので、diff を取りたいときにも便利。

mount_overlay

要調査。

mount_null

hand link の替わりみたいだけど、パーティションを越えられる。

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