emacs はもちろん vi も動かないとき(インストール中とか)に どうしてもテキストファイルを編集しないといけない、使用する ラインエディタ。
ファイル hehe に、Hello, world! と書く。
prompt$ ed a Hello, world! . w hehe 14 q prompt$
ed は一行、一行編集するラインエディタなので、変更、編集、追加、削除など なにをやるにしても、「この行に対して XXX して!」っていうことを 明示しないといけない。それが行の指定。
. 現在行 $ 最後の行 14 14 行目 - or ^ 前の行 + 次の行最初の行はもちろん 1 と指定すればよい。
10,20 10 行目から 20 行目まで .,$ 今の行から最後の行まで指定したい最初の行と最後の行をコンマで区切ればよい。全部の行、って いうときは '1,$' とすればいいわけ。
編集作業を行うには、行指定の後にコマンドを指定する。 行の指定がない場合は、現在の行にコマンドが適用される。
n 指定された行を表示(行番号あり) p 指定された行を表示(行番号なし)
a 指定された行の後に追加 c 指定された(複数の)行を変更する d 指定された(複数の)行を消去 i 指定された行の前に追加
q ed の終了 Q ed の強制終了
/<regular-expression>/ 正規表現の後方探索 // 前回の探索の後方への繰り返し ?<regular-expression>? 正規表現の前方探索 ?? 前回の探索の前方への繰り返し